珪酸塩溶液に無機酸、有機酸を加えますと何れの酸でも珪酸が析出します。これは水酸基イオンによって安定化されていた珪酸が、酸によりOHがH2Oに 変化し、珪酸イオンが縮合して、水に溶解出来なくなって析出します。この様にして析出する珪酸ゲルに性質は珪酸イオンの濃度、湿度、pHにより 変化します。下の図は珪酸ソーダを硫酸で中和した時のゲル化時間を表したものです。
上記の各塩類は珪酸塩溶液と反応して各金属の水酸化物、珪酸ゲル、珪酸金属の沈殿を生じます。又アルミン酸ソーダ(NaAlO2)と珪酸イオンとの反応により生じた ゲルを水熱反応させる事により微小な結晶としてゼオライトが合成出来ます。 これはイオン交換剤として、又吸湿剤として利用されます。
珪酸塩溶液はメタノール、エタノール、アセトンetcによって珪酸塩が析出します。これは上記の有機物の脱水作業によるもので、 それに水を加える事によって珪酸塩は再び溶解します。多価アルコール例えばグリセリン、砂糖、ソルビトール等は 珪酸塩溶液 と混合する事が出来ます。